ぎっくり腰の対処

ぎっくり腰とは、「急性腰痛症」といい、急な腰痛や突発的な筋肉のこわばりなどで発症し、痛みが発生する症状のことを指します。

「この症状だからぎっくり腰」という明確なラインは無く、ぎっくり腰と呼ばれる症状でも、軽度〜重度まで様々ありますが、急に発症した腰痛全般を指しますので、度合い・原因に関係なく、全てぎっくり腰と呼ばれます。

説明するとアバウトなのですが、確固たるラインが無いのです。

痛みの原因となる箇所も多く、筋肉、骨、背骨のまわりの軟骨、椎間板など、多くあります。さらに、考えうる原因が多岐にわたるので原因を特定できない事も多いです。

これは、まだぎっくり腰の具体的なメカニズムが分かっておらず、当院や病院などでもぎっくり腰の最適な治療というのは存在しないのが実情です。

多くの方々が持つイメージのぎっくり腰は、痛みが発症した後、体の動きが制限されしばらく固まって動けなくなる状態とのことが多いです。

症状が軽い場合は、半日程度で痛みが引くこともありますが、ひどい場合は、「7日間程度、痛みが引かず、歩くのがやっとでした」という患者さんもいます。

ぎっくり腰になる特徴としては、大きな動きや肉体労働の疲労で発症するというよりも、日常的な動きで発症することが多いです。

以下に患者さんの実例を挙げます。

このように、ぎっくり腰を発症するのは日常的に行う行動がほとんどです。

さらに、発症した時には体を動かすのも困難なので、対処に困ります。

ここまでの内容を読んでいただき、「ぎっくり腰かな？」と思ったら、ひとまず患部を冷やす事、安静にする事が重要です。

腰を軽く曲げ、横になり、クッションを利用して体の負担を軽減させるなど、とにかく腰に負担にならない姿勢で過ごしましょう。

一般的には、2日〜3日程度で痛みが無くなる方が多いです。

そもそも、ぎっくり腰に限らず、腰痛は自然に治るものではありません。

もちろん当院で痛みを緩和する事ができます。

しかし、それだけでは改善したとは言えません。大事なのは腰の痛みを原因から改善し、再発防止をする必要があります。

ぎっくり腰の予防におすすめなのが体幹トレーニングです。

そもそも体幹とは、顔と手足を除いた胴体部分のことを指します。

体幹深部にあるインナーマッスルを鍛えることで、仙腸関節の動きを筋肉で抑えられるため、ぎっくり腰予防に繋がります。

また、体幹を鍛えることでぎっくり腰の予防だけでなく肩こりや慢性腰痛などにも効果が望めるのでおすすめです。

• 何度か通ったが病院では効果がなかった方
• 初めてのぎっくり腰の方
• 慢性的な腰痛持ちの方
• ぎっくり腰が再発した方
• レントゲンや検査を受けたが異常がないと言われた方

上記に当てはまり腰痛でお悩みの方は、まず当院で患部の状態を診せてください。

坐骨神経痛など他の原因も考えられますので、原因を特定する必要があります。

☆本来、検査では原因が特定できませんが、当整骨院は、腰痛に関する施術実績が多く、根本的な原因を特定をするための特殊な検査を行います。